えんじさん(id:enji)とこで話題にされてる「週刊少年ジャンプは漫画家の余力を残さない、だから同じ漫画家が連続して大ヒットを飛ばすというケースが極めて少ない」説に対して個人的には微妙に違和感あり。どっちかっていうと週刊少年ジャンプの大ヒット作の次がポシャり易いのはマーケティングの失敗が原因のような気がするんだよなあ。というのは,「連載が長く続いた大ヒット作がマンネリ化してきたので連載が終了した」にも関わらず「同じ路線で新連載を始めて,飽きてる読者に受け入れられずに打ち切り」ってのが多いような気がするから。代表的なのは車田正美(星矢→サイレントナイト翔)とか宮下あきら(男塾→瑪羅門の家族)とか原哲夫北斗の拳CYBERブルー)とか。余力云々じゃない気がするんだよなあ。
 面倒くさいのでこの説は検証しません。印象論で終了。あとはえんじさんの研究を楽しみにします。というわけで,えんじさんがんばってー。というか,僕はそもそも週刊少年ジャンプってここ10年くらい真面目に読んでないしな。
 …余力を残して大ヒット作品連発っていう漫画家ってそもそもいるのか? 思い当たるのは浦沢直樹とか高橋留美子くらいだけど…。