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- 作者: むんこ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2006/10/07
- メディア: コミック
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どのエピソードも本当に小学生らしくって甘酸っぱさと照れくささが同居して,読んでいるうちに頬が綻んでいくのが分かります。らいかと竹田のささやかな,でも以前よりもずっと距離が狭まった関係も好きなのですが,今巻では藤田先生と財津先生の2人の教師勢の格好良さが目立ちます。藤田先生はお見合いから始まる一連のエピソードが,財津先生は特に蒔奈とのエピソードが中心となります。こういう先生たちに出逢えることが出来たら幸せだろうなあ。子供の視線を持ちながらも,大人としての対応を取れる財津先生は特に格好いいです。蒔奈のおばあちゃんの手術のエピソードは今巻のベストエピソードのひとつです。番外編の「蒔奈・Before」は蒔奈が財津先生を大好きになるきっかけとなるお話。そりゃ,財津先生に惚れるよなー。
らいかや蒔奈,それに竹田といったこれまでの登場人物に加えて,まなみちゃんや陽子ちゃん,悠美ちゃん,それに小西といった周囲のキャラの個性が発揮されて楽しさも倍増。竹田と小西の友情話も良かったです。まあ,この中で一番好きなのは陽子ちゃんなんだけどな。藤田先生は嫁に来て欲しい。今なら同い年だ(苦笑)。
というわけで,相も変わらず大絶賛の4巻でした。『だって愛してる』ともどもずっと追いかけていきたいですね。