機動戦士ガンダムSEED DESTINY

PHASE-42「自由と正義と」
 いや,面白いんだけどさ。どうも地球上で,それも視認できる距離での戦艦同士のタイマン戦ってものに違和感を感じてしまって…。
 結局,アークエンジェルに居着いちゃったメイリンが可愛い。そして何故か戦闘機であるはずのスカイグラスパーを与えられて解放されるムウ・ラ・フラガネオ・ロアノークがいまいちよく分からん。「不可能を可能にする男」とか言ってたし,やっぱりムウ兄貴なんでしょうね。最初からバレバレなんだから,ここまで引っ張るこたないと思うんだが。
 そして3機のドムトルーパーが戦線に本格参戦。初っ端からジェットストリームアタックやってましたね。ファーストでの元祖ジェットストリームアタックって知らないんだけど,とりあえず笑えました。でもやっぱりホバー走行するドムは格好いいなあ。すぐに戦死してしまいそうではあるんだけど3人組はSEEDでは珍しい手練れの兵士っぽくってなかなかいいかも。
 毎度のことながら選択を相手に委ねているようで選択肢そのものはひとつしかない問いを突きつけるラクス様の姿が悪質で素敵。でも,不覚なことにピンクのパイロットスーツ姿が可愛いなと思ってしまったorz たまに可愛い姿を見せるあたりが性悪ですね。
 デスティニーvsアカツキ,次いでストライクフリーダムの戦いは素直に面白かった。やっぱり,バンクシーンが少なければ,MS戦の見せ方は巧いんだよなあ。アカツキの危機に颯爽とデスティニーの前に立ちふさがるキラきゅんは毎度のことながらタイミングを計りすぎ。そしてインパルスを貰ったにもかかわらずレイから戦力外通告されたルナマリアと早速アカツキを破損させてたカガリには涙。インフィニットジャスティスはまだよく分からん。今回の最後でアスランが乗り込んだので活躍は来週かな。
 サブタイトルはどうせなら「自由と正義と運命と」にして欲しかったかな。一応まだ立ち位置としてはシンちゃんが主人公ではあるのか。レイの言葉にいいように操られていますが,このまま議長の手駒となってしまうのか,それともレイと袂を分かつのか。後者だとするとあと7〜8話では尺がたりないように思うんだけど。どうなんだろ。