機動戦士ガンダム00

  • 第4話「戦う理由」

 面白すぎて怖くなるくらい。序盤から飛ばしてどうするつもりだ。最後まで息切れすることなく,この水準を保てるんだろうか。
 正直なところ物語としては大して進んでいません。「解放した貧乏姫様を祖国アザディスタンに送ろうとしたらアロウズ待ち伏せしていました」という程度。それでも人物描写がしっかりしているから面白いんですよね。個人的にはデスドリルに「ふたりは恋人なんですか?」と聞かれて「違う」「違います」と間髪入れずに同調する刹那と姫様がよかった。あとは姫様のみを案じるカタロンの眼鏡さんことシーリンもね。
 ミスター・ブシドーは相変わらずの乙女座ぶり。つか,「生き恥をさらしていた」ってその仮面そのものが生き恥だよ。何でアロウズの誰もが突っ込まずにスルーしてるのさ。そもそもミスター・ブシドーの正体って誰なんだ! まるで分からないぜ。乗っているMSは完全に武者アヘッドだし,ブシドーが登場した途端に世界観が変わるものを感じてしまいます。つか,30歳超えてブシドーなんて名乗るなよな。スメラギさんを失って復讐の鬼となったビリーとのはぐれ悪魔コンビ結成が楽しみです。
 それにしても本来なかったはずの眼鏡属性がシーリンとマネキンの二人によって刺激されるのを感じます。一番のお気に入りは貧乏姫様だけどね。そして,この辺りってみんな30歳前後の設定なんだよなー。うーむ。
 あー。どうでもいいけど,コーラサワーは今回も登場しませんでした。