機動戦士ガンダム00

• 第二話「ガンダムマイスター」

　世界情勢の説明が冒頭に。AEUとユニオンはともかくとして人革連は流石に無理がありすぎる気が。中国とロシアとインドによる連合は出来んだろう。
　旧スリランカ・セイロン島の民族紛争に介入するってのは現在の世界情勢をある程度踏まえていて好感が持てます。現実の延長線上にある世界を舞台としているのだから，当然といえば当然なのですが。ただ，あんまりやりすぎるとぼろが出てしまいそうな気がしなくもない。最終的にはどう持っていくのかね。今回を見た限りでは，全世界の憎しみを一身に受けて，ソレスタルビーイングvs全世界という構図にしたいみたいだけど。世界の危機に際して，統一の敵を作りだすという手法はWILD ARMS 2nd Ignitionでのアーヴィング・ヴァレリアのやり方と一緒ですね。
　ガンダムマイスター4人は相変わらず落ち着き払っている電波ばかりで面白みがない。それよりも金髪のグラハムとポニーテールのカタギリのコンビは好み。特に理知的な技術将校っぽいカタギリはいいっすね。今回の終盤でグラハムがMSフラッグに乗って，エクシア迎撃に出動した様はガンダムW第一話でのゼクスを思い出しました。燃える展開です。
　どうでもいいけど，ガンダム2機が単独での大気圏突破をしていたけど，この性能も安くなったものですね。個人的にはバリュートなんかを用いるほうが好み。それから単体での飛行能力を有しているのに，戦闘機形態への可変能力って必要なんだろうか？　オーバーキルなバズーカを持った重MSヴァーチェは好きです。大気圏内で使用していいのかどうかは分かんないけど。
　で，00って2クールやった後に休止して，また2クール放映というのは本当ですか？　そんな噂を聞いたのだけれども。
（追記）
　どうも「アイ・ハブ・コントロール」という台詞に笑ってしまいます。