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 ファイターズ金村投手のブログでの謝罪の言葉。もうこれで幕引きにしてほしい。何よりヒルマン監督自身が

1つの間違いは誰にでもあること。金村はどうしても勝ちたかったのだろう。ここで集中し直し、大事なソフトバンクとの2試合を乗り切りたい

との談話を残している。
 昨日のマリーンズ戦後の金村投手の発言は非常に利己的で,シーズン1位通過を目指すチームのエースとして相応しくないものであることは明らかであり,そのことは金村投手自身が分かっているはずである。確かにヒルマン監督の采配はファンの目から見ても首を傾げたくなるようなことがあったのも事実だ。だが,少なくとも,この状況下で個人成績を盾にして批判すべき種のものではない。
 金村投手の発言について,ファンの多くは憤りを感じている。自分もそのひとりである。だからといって,軽々しく金村投手を即刻解雇しろなどという発言はして欲しくない。弱かったチームを支えてきた功労者であり,ファイターズのエースは今でも金村投手こそが相応しいと思っている。今回の件で金村投手は信頼を失った。そしてプレーオフに出場することも出来なくなった。それだけのことをしたのだから当然だとは思う。だから,金村投手の謝罪と処分をもって,今回の件の幕引きとして欲しいのだ。
 今,ファイターズファンがするべきことは金村投手を非難することではない。残されたホークスとの2試合に,シーズン1位通過をかけて臨むファイターズを応援することである。そしてその次に控えるプレーオフ突破を信じることである。
 最後に。舌禍とはいえ,一番辛いのは金村投手自身だと思う。だからこそ,入団当初からのファンの一人として,金村投手に言いたい。失った信頼は自分の行動でしか取り戻すことは出来ない。「頑張れ!」。