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- 作者: 冲方丁,夢路キリコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/10/21
- メディア: コミック
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やべー。すげえツボだ。
革命前夜(ルイ15世の御代)のフランスってのがもうたまらない。ポンパドゥール夫人とか歴史上の人物も登場するしな。というか主人公のデオン・ド・ボーモン自身が歴史に名を残す人物らしい。後書きを読む限りでは「女装する外交官。フランス王の秘密組織の一員。フェンシングの腕は一流。豊かな教養」の謎めいた人物と言うことで非常に魅力的。
- 作者: 窪田般弥
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1995/06
- メディア: 単行本
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でまあ,普段はボンクラ騎士のデオンが王の密命を受け,パリに暗躍する“詩人”と呼ばれる怪異の猟奇殺人を追う物語です。で,“詩人”と対峙するときにデオンはかつて死んだ姉リアを祖のみに宿らせ女騎士(シュヴァリエ)スフィンクスとなる…のはすっごい格好良くていいんだが,何故にトートとかスフィンクスとかエジプト由来の言葉が飛び交っているんだろう?? まあいいけど。個人的にはルイ15世がお気に入り。あとはデオンの相棒の猫ネルがめちゃめちゃ可愛い。たまらない。
…時代背景を考えるとヴォルテールも出てくるのかな? サン・ジェルマンも時代的にはほぼ同じはず。カリオストロはもうちょっと後の人物だったかな。