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『アルスラーン戦記11魔軍襲来』読了。7年近く待った割には情勢が劇的に変化するわけでもなく繋ぎの巻といった印象。まあ予想外の展開もあったり,懐かしい顔も再登場したりでそれなりには満足しました。ギスカールやヒルメスといった梟雄どもも元気そうで何より。苦労性の野心家には心惹かれてしまいますな。
ところで妙に気になってしまうのが巻頭の主要登場人物一覧表。アルスラーン,ダリューン,ナルサス,ギーヴ,ファランギース,エラムまでは妥当として,何故次がパリザード,エステル,ドン・リカルドなんだろう。キシュワードとかアルフリードあたりが普通なんじゃないかな。というかせめてアルスラーンの妃候補*1のエステルをパリザードの前にして欲しいなあ。そして未だ姿を見せないアルスラーンの十六翼将最後の一人の候補にドン・リカルドが急浮上したように思うのは気のせいか?
*1:と勝手に推測