機動戦士ガンダムSEED DESTINY

　Phase-47「ミーア」
　例えバンクでもイザークとディアッカの姿が見られれば嬉しいのがデス種。何だ，この幸せ探しは。
　先週見ていないので2週間ぶりに見るデス種は総集編でしたorz　残り4話で総集編を入れることが出来るほど余裕があるとはとても思えないんだがなあ。そして後半のシャアデュランダル議長の演説でいよいよデスティニープランが宣言。どうでもいいけど，人類から戦争をなくすために遺伝子操作で果たすべき役割を決めるって施策を独断で決定できるほどプラント評議会の議長ってのは権限があるのか？
　本編はミーア・キャンベルの独演会というか田中理恵の朗読会というか。見ていて非常に苦痛でした。ミーア自体は好きなキャラなんだけどね。悟りきっていて常人の理解の範疇を越えているラクスにくらべりゃ余程人間らしいし。不思議なのは何でアークエンジェルであそこまで大がかりな葬儀をして貰えるのかってこと。縁もゆかりもないはずなんだが。ドムの3人衆まで敬礼してるのにはちょっと笑ってしまった。
　個人的に気になっているのは残り3話で話が片が付く云々よりも，ディアッカとミリアリアは再会できるのかってこと。まだ脈はあると思ってるんだけどなあ…。がんばれ，ディアッカ・エルスマン！
　そして殆ど台詞どころか出番さえなかった主人公シン・アスカorz　こいつどうなるんだろうな。ミネルバ，というかタリア艦長はまず間違いなくデュランダル議長との対決姿勢を取ると思うんだが，そのときにシンはどうするのか？　100%議長側につくレイとともに行くのか，それともミネルバと行動をともにするのか，あるいは第三の道を行くのか。問題はどの道を選んでも説得力がないってことだ。考えてみれば当然でシンって今まで自分の意志で道を選んできていないんだもの。状況に流され続けているんだよな。ここまで来たらもう主人公らしさとか言わないから，レイのレジェンドとともにデスティニーで議長側に立ってアークエンジェルと対峙してほしい。そして感情の赴くままにキラやアスランと死闘を演じてくれ！
（追記）
　ラクスがミーアに涙する場面は素晴らしく良かったと思う。今回唯一の見所，というかデス種通じても屈指の名場面じゃないだろうか。