武装錬金ファイナル

 読みました。面白かった。次,というか本当の(?)完結編があるというのが素直に嬉しい。それにしても全編にわたって血を吐くような想いの展開が続いて,辛くて切なくて哀しくて,それでもカズキの姿が本当に格好良かった。あんまり少年漫画の主人公って好きになることは少ないんだけど,カズキだけは別格ですね。そして秋水くんの復活に乾杯! まさか,あのような場面で出てくるとは思わなんだ。あ,ムーンフェイスはやっぱりいませんでしたorz まあ当然と言えば当然。
 以下,ネタバレになるけど,印象的な台詞を幾つか羅列。発言主は敢えて書きません。大体分かるとは思うんだけど。

今度は少し長いお別れになるけど必ず帰ってくるから心配するな。

恋敵ではなく戦友として頼まれてやる。先輩のコトは俺に任せろ。
お前は安心して戦って眠って,そして必ず帰って来い! いいな!!

怒りだ! もう怒りしかない!!
邪悪は人の意思ではなく心の一部!
錬金術を正しく扱うコトなど,もって不可能!!

ゴメン,斗貴子さん。その約束守れない。
本当に ゴメン。

もしママの方がパパに会えたら,その時は伝えて。
私は独りでも,生きていけるって…。

あそこには守りたい人達が大勢いる。
一番…守りたい人がいる

これで……
これで俺の名前を呼ぶ者は誰もいなくなった……!!

 和月のことだから,きっと最後はハッピーエンドにしてくれるはず。冬の赤丸ジャンプを心待ちにします。
(追記)
 照星サンの武装錬金男爵様バスターバロンにムーンフェイスを乗せれば,その特性からしてバスターバロンが30機に増えるんだろうか? キャプテン・ブラボーとか火渡戦士長,ましてや犬飼始め再殺部隊を乗せるより遙かに対ヴィクターには有効だと思うんだが。